勝ち点2差で2位の松本山雅戦です。
フォーメーションは前節から山村→ソウザの入れ替えがあったのみ。
清原の体調不良はよくなっていないのでしょうか。
試合前から会場の雰囲気は十分に大一番を感じさせるものでした。
特に松本サポーターがすごい。
ミックス席も含め、あんなに一体感があるアウェイサポーターはなかなか見れるものではありません。
前半の印象としては『前節と比較してバタバタしていたるなー。』という感じでした。
きっちり守ってショートカウンターという狙いがあり、そういった場面はいくつか作れてはいました。
松本はボールの奪いどころをソウザに設定し、ソウザがボールを持つと一斉に襲い掛かるといった意図を持っていたように思います。
ソウザは慌てると割ととんでもないミスをすることがあり、そんなこんなでセレッソの中盤はなかなか落ち着かない状態で経過をしていきました。
一瞬の隙を突かれ先制点を奪われたセレッソは後半から今、救世主的な扱いを受けている男・酒本を投入します。
フォーメーションも4-2-3-1に戻し、いい時間帯もありましたが敵チームながら惚れ惚れするような組織で守る松本を前にゴールを奪うことは出来ませんでした。
今回の試合の感想はとしては『大熊さん、本当にこんな試合をしたかったの?』というところです。
私は以下の試合経過からサポーター居残り事件依頼、サポーターの顔色だけ見て采配しているような気がしてなりません。
●リカルド2試合連続途中交代もなし
高さで勝負する松本。
山村が使えなかったのなら本当はリカをスタメンにしたかったのでは?
●シャケの早め起用
調子がいいから、っていうのはわかるんですけど今のサポーターの『シャケが出てくれば何とかしてくれる』的なムードに応えたかったのでは?
●玉田フル出場
結構な疲れ方をしてましたが。最後の方は走れてなかったです。
でもサポーターが一番望んでる選手だから替え辛かったのでは?
それが正解か不正解かはわかりません。
ただし結果として試合終了後のブーイングも少なかったように思います。
町田戦よりサポーターの納得度は高かったということでしょうか。
ただ私は何より、もうあんな表情で周回する選手達を見たくないです。
負けたのは大熊さんの責任だけではない、と強く思います。
原因はフロント・選手・サポーターが一丸となれていないから、バラバラだからではないかと、試合後皆で喜び合う松本サポーターを見て密かに思いました。