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2018/01/27

2018/01/27 2017シーズンを振り返ろう!

難しいことはわかりませんが、一年間の流れを追いかけることで、なぜセレッソが2017シーズンに好成績を残すことができたのか、それを考えていきたいです。

●適切な補強と体力と絆づくりの始動

・1/12 セレッソ始動
尹さんが監督就任し、3部練習が話題となりました。
まずは基礎体力を付けることと第一義にしていたのですが、『俺たちは他のチームよりしんどい練習をみんなで乗り切った』というチームのムード作りにも一役買ったように思います。
この時点ではチームの目標は『一桁順位であるリーグ9位と何らかのタイトルにチャレンジする』でした。
地に足つけた良い目標だったと思います。


02/01 清武復帰
セビージャで定位置を失っていた清武がJリーグに復帰する!というニュースが流れて来たもののサポーターはどこかで疑いを持っていたように思います。
ただ、最後は清武自身が『戻るならセレッソ』と言ってくれ移籍が決まりました。
スポンサーへの借金もしながら移籍金を作ったようですが、海外で大活躍した後も戻りたいと言ってもらえるチームであり、それを戻そうとするスポンサーに誇りを覚えました。


・02/25 リーグ戦開幕
磐田とスコアレスドローでした。
前年残留争いをしていた磐田はチームの実力を測るにはちょうどよい相手だったと思います。
点は取れなかったものの、守備が安定していたことは一定の評価をすべき結果でした。


・03/04 浦和に完敗
結果としてはこの敗戦が大きかったです。
正直試合はボコボコにやられましたw。
特に見ていて気になったのは、セレッソがボールを保持した際の浦和の対応の早さ。
あっというまに3点を取られたんですが、途中から山村を前で使い、曜一朗がサイドに回って流れが生まれました。
今シーズン初めのターニングポイントです。


・03/11 山村トップ起用
結果は引き分けだったものの、この試合からトップ下・山村が定着します。
また今季怪我の多かった清武がこの試合で一旦復帰。
前線に連動性が出てきた初めの試合と言ってよいでしょう。

●『全員で戦う』チームの雰囲気作りの中での好成績

・03/15 ルヴァン杯開幕
前の試合よりスタメンを11人変更したことが話題となりました。
所謂『ルヴァン組』の誕生です。
この尹さんの徹底した『ルヴァン組』への信頼が後に思わぬ相乗効果を呼ぶことになります。
それが『スタメンメンバーの調子が落ちた時に再びカップ戦で勢いをつける』ことです。
実際この試合までリーグ戦は2分1敗でしたが、途中清武の再離脱があるも、この試合以降3連勝を飾ることとなります。


・04/16 大阪ダービー
清武が復帰してスタメンでの起用はなかったものの戦力が整ってきた一戦。
ただこの試合での注目ポイントは、ここまで全く結果が出せなかった健勇の2得点でしょう。
この第7節まで全く結果を出せなかったストライカーはこの日を境に『ケチャプドバドバ状態』になります。
信頼して使いづけてきた尹さんも拍手を受けるべきでしょう。


・05/28 水沼の復帰
2連勝で迎えた神戸戦。
水沼も久々のリーグ戦復帰を果たし見事3連勝を飾りました。
各スポーツ紙で、『昨年まで守備的な選手だった山村のFW起用』『山村終盤はFWからDFへポジション変更する2刀流起用』的なことが話題になっており、尹さんの手腕が評価され始めていました。


・06/25 清武長期離脱
実はこの試合までも短い離脱を繰り返していましたが、この仙台戦以降長期離脱となりました。
清武が離脱するたびに、穴を埋めていた水沼の快進撃が本格的に始まることとなります。
中心選手の離脱でチームから勢いが失われるどころが『キヨが戻ってきたときにいい位置につけてられるよう』に一丸となって戦い、チームの勢いは更に増すことになりました。
この『仲間のために』という流れは前年曜一朗が怪我をした時にも見られました。
セレッソの強さであり、大きな魅力の一つです。

・07/08 首位浮上
第18節、つまりは後半の開幕戦になります。
セレッソは前半戦を11勝5分2敗の勝ち点38。
開幕当初の残留目標はどこえやら、サポータたちも少しずつタイトルを意識し始めた頃でした。
結果は逆転勝ちすることとなり、セレッソは首位奪取に成功します。
何より周回の時の選手の明るい表情を嬉しく感じました。

●首位に立ったことでのメンタルの迷走、そしてそれを救ったルヴァン組

・07/29 不調の始まり
吹田スタジアムで行われた初めての大阪ダービー。
結果は3-1の惨敗でした。
ここから9月末までセレッソは3勝1分6敗と前半戦が嘘のように不調期を迎えることになります。
先制される→追いつこうと前のめりになる→カウンターで追加点を取られる
といった試合展開が多かったイメージです。
首位に立ったことで、『ここからは落とせない』という気持ちが完全に空回った結果だと思います。

・10/08 ルヴァン杯劇的な決勝進出
清武の復帰という物理的な要素もありましたが、多分それだけではないです。
「トップチームが勢いに乗れない分、俺たちが何とかするんだ」という『ルヴァン組』の気持ちが現れた快勝劇。
ここから木本はリーグでもレギュラーに定着することとなります。
今期のベストゲームに挙げられる劇的な勝利であり、結果勢いづくいたトップチームもリーグ戦で調子を再び上向かせることとなりました。

●初タイトルとそれから

・11/04 ルヴァン杯優勝
何よりも試合の内容に驚きました。
開始後すぐに先制し、まさかその1点を守りにかかる試合展開。
前年度J2ですら苦戦していた、油断から失点していたセレッソの姿はそこにはありませんでした。
最後にソウザが追加点を奪った時のあの高揚感は忘れることができません。
セレッソの、20年以上タイトルが取れなかったチームのサポーターをやってきた理由はこの日のためにあったんだと思えました。

・12/02 リーグ戦は3位でフィニッシュ
最終節は新潟に敗戦。
3位という好成績でリーグを終えましたが、同時にリーグ戦を制するには何か一つ足らないものがあるんだな、と実感出来ました。
こうやって課題を残して終えることも、来期に繋がればいいなとプラス思考で考えれます。
3位という結果はACLの出場権だけではなく、巨額のDAZNマネーをセレッソにもたらします。

・2018/01/01 そして2冠達成
『ここ一番に弱い』。
そんな評価を過去のものにしたといってもいいでしょう。
この前の準決勝・神戸戦も含め、先制をされた時に『負けた。。。』と思ったサポーターはほぼいなかったんじゃないでしょうか。
どちらも苦しい戦いでした。
紙一重でした。
ただその紙一重分を上回れる何かがセレッソに宿りました。
サポーターに最高の正月をプレゼントするチームになりました。

●まとめ

振り返ると、すごく偶発的な要素も多々あって結果に結びついたシーズンだと思います。
主力の怪我が新しい戦いを生み出し、ターンオーバーで起用されたメンバーがチームを勢いづけ。
上手くいくときはこんなに全てがいいように転ぶのか、と驚かされました。

来年はACLに出場します。
W杯もあり日程は2014年より更に厳しい。
完全なターンオーバーで主力は週一回だけ出場していればよかった2017年とはまた違うでしょう。
どんな戦い方をするのか素人の私にはわかりません。
ただ、過去の反省点を踏まえ、糧にしてタイトルを奪取したセレッソが2014年の反省材料を活かさないはずがないと思っています。
素人目にみてもいい補強をしました。
どんな結果を出すのか。
楽しみしかありません。