雨のキンチョウ。
思わず去年の昇格プレーオフを思い出します。
甲府とはキンチョウで勝ちなしとか言われてましたが、J1リーグ戦に限ると4戦して引き分けすら無いほど相性が悪いです。
でも今年の尹セレッソはそう言ったジンクスめいたものは全て打ち破ってきました。
スタメンは前節と同じ。
うん、もちろん今は何も変える必要はないと思います。
前半早々5分に健勇弾!
コーナーキックからGKが弾いたこぼれ玉を曜一朗がアシスト。
清武が戻ってきてセレッソのサッカーはあからさまに変わりました。
自由なポジションチェンジ。
ポジションは初めの位置取りでしかなく、その瞬間のワンプレーに最適な動きをしていきます。
連動して水沼が左サイドに来たり、蛍とソウザもどっちが左で右か。。。
その分サイドバックの2人は大変そうですw。
ドゥドゥとリンスの両ブラジルFWは強烈でしたが、木本とヨニッチは何とか守り切っていました。
残留争いへ後のない甲府も前半の30分も過ぎるとラインを上げ、必死で攻め込んできますが何とかシャットダウン。
後半も早々にヨニッチがPKを得て健勇が沈めます。
これで得点ランキングトップに並ぶ19点。
いつかは覚醒すると言われながら結果を残せていなかった男がついにここまで来ました。
しかしこの日はまあ何と言っても『ヨニッチ・デー』だったと思います。
本当に安定していました。
尹さんもリードしていれば60分過ぎには5バックにすることが多かったんですが、今はギリギリまで攻めさせ続けます。
こういった修正力も意外に簡単ではない話ですが、判断が早い。
首位に立った時、セレッソは一度でも負けると陥落するプレッシャーに負けたんだと思います。
今そのプレッシャーから解き放たれたんだと思います。
皆さん、今こそスタジアムへ。
本当に面白いサッカーが見れます!
これで4位浮上。
柏と横浜の上に立ち、ACLの出場権を得ることができるか!
天皇杯もありますし、まだまだ最高に面白い今シーズンは終わりません。